Let's gather! project › 2011年06月


 3月11日に起こった東日本大震災。

 時間の経過とともに被災地や被災者の方が

 必要とされていることも変わってきています。

 また、現地の状況などが目に触れにくくなっていきます。

 「今、なにが被災地への力になるのか」それを考え、行動している

 北摂・阪神間の人たちのご紹介やイベント、そこでの義援金活動など、

 様々な支援活動を紹介・報告していきます。

 大切なのは行動し、継続すること。

 一人ひとりの小さな力を想いとともに集めて

 「つづけて・つなげていく支援の輪」をみなさんも一緒につくってきませんか?




2011年06月01日

日本アロマコーディネーター協会 いやしの支援コミュニティー

全国から届いた「小さなおりてがみ」をいち早く被災地へ
日本アロマコーディネーター協会 いやしの支援コミュニティー 

 西宮に暮らす中島さんは、今回の大震災をきっかけに「いやしの支援コミュニティー」
を立ち上げ、まだ一般のボランティアの立ち入りが規制されていた4月5日に福島県いわき市、岩手県東松島市などの被災地を訪れた。もともとは、日本アロマコーディネーター協会のカウンセリング部門の講師として、「いやしのカウンセラー」を育てる活動を
行なっており、普段から心のケアについて、取り組んで来た経験が、今回の活動につな
がったと言う。
 この時は、被災地へ物資と”こころ“を届ける活動の一環として、アントニオ猪木さんをはじめとしたプロレスラーの方々、ミネラルウォーターや生活物資を届ける企業の方、報道関係者に同行し、おりがみに被災された方々へのメッセージをしたためた1633個もの「小さなおりてがみ」を持参し、被災者の方へ贈られたそう。
 「おりてがみを丁寧に開き、書かれた文章を読まれたとたん、こらえきれずに涙される方もいらっしゃいました。”誰かが、誰かのためにおった“という、人の気配が大切だと思うんです」と話す中島さん。この「小さなおりてがみ」の活動を震災直後の3月13日から始められた行動力は、阪神大震災の後、神戸や西宮の市役所で掲示されていた全国からの手紙を思い出し、自身が心励まされたことがきっかけだったそう。「いつもあなたのそばにいますよ、というメッセージを、これからも送り続けていきたいですね」。


被害の激しい東松島市の状況



いやしの支援コミュニティー
代表 中島ゆきえさん

「言葉を紡いでゆくことで、書いている人の心も救われるものです。だから私たちはそのことにも感謝して、活動を続けてゆきたいです」。


誰かが書いておった手紙を、開いて読んで、たたんで…。ひとつひとつに想いが込められて、人の心のぬくもりが伝わってゆく。


「物資だけではなく、心を届けたい」という、猪木さんの言葉で活動に参加できたと中島さん。被災者の皆さんに、猪木さんからもシンボルとも言える「赤いタオル」が配られたそう。

■取材協力 
いやしの支援コミュニティー
090-8200-1439(中島)
メール/padma@hcc6.bai.ne.jp



◎情報をお寄せ下さい◎
北摂・阪神間で東日本大震災の復興支援活動をされている方の情報をぜひお寄せください。
シティライフ編集部 担当/松本
FAX.06-6368-3505
matsumoto@citylife-new.com

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Posted by スマイル at 18:58Comments(0)私たちにできること

2011年06月01日

Don’t cry anymoreプロジェクト渡辺ケイジさん

名もなきミュージシャンが歌う、「負けるな日本!」への思い
Don’t cry anymoreプロジェクト 渡辺ケイジさん
 
 茨城県出身のシンガーソングライター・渡辺ケイジさんは、それまでの関東を中心とした活動を2011年から関西に移すために、大阪にやって来た。それがあの3月11日の
朝だった。それから数時間後に起こった東日本大震災。地元は被災し、連日テレビに流れる過酷な被災地の状況。渡辺さんは語る、「ミュージシャンは歌う事しかできません。被災された方々を憂い、応援ソングを歌うことなど、所詮自己満足でしかないのかもしれません。様々な葛藤もありましたが、考え抜いた末、自分にできる精一杯の応援として「Don’t cry anymore」プロジェクトを立ち上げました」。
 ピアノの弾き語りでやさしく、時には力強く歌う彼の音楽には心癒され、励まされる人も多いはず。
 彼の想いに賛同してくれた仲間たちに助けてもらいながら、プロジェクトの名前にもなっている「Don’t cry anymore」と「カナリーグラス」の2曲入りのプロモーションビデオを作成し、募金をしてくれた方の善意に対してDVDを差し上げている。「この2曲の歌詞に込められた名も無きミュージシャンの気持ちが少しでも日本の元気の源になれば、と考えています」と渡辺さん。
 「Don’t cry anymore」の中にこんな歌詞がある。「不必要なものばかりあふれているけれど、不必要な人など、ひとりとしていない」。会って話した時の彼のあたたかい人柄が伝わってくる、いつまでも心に残るフレーズだ。

渡辺ケイジさん
「Don’t cry anymore」はもう泣かないでという意。PVには北摂の街並と人々が登場する。


DVDを希望する方、渡辺さんに歌う場を提供いただける方は下記までご連絡をお寄せください。

■取材協力(問い合わせ先) 
OFFICE NEO-LUSTER
吹田市千里丘中22-6
080-3101-5657(石原)
http://www.kz-sound.net/


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