Let's gather! project › 私たちにできること › 宝塚NPOセンター
3月11日に起こった東日本大震災。
時間の経過とともに被災地や被災者の方が
必要とされていることも変わってきています。
また、現地の状況などが目に触れにくくなっていきます。
「今、なにが被災地への力になるのか」それを考え、行動している
北摂・阪神間の人たちのご紹介やイベント、そこでの義援金活動など、
様々な支援活動を紹介・報告していきます。
大切なのは行動し、継続すること。
一人ひとりの小さな力を想いとともに集めて
「つづけて・つなげていく支援の輪」をみなさんも一緒につくってきませんか?
2011年05月07日
宝塚NPOセンター
同じ痛みを知っている私たちだからこそできる被災者支援を
特定非営利活動法人 宝塚N P O センター
この大震災で安全な関西に避難して来られる方も多いという。
宝塚市はいち早く、市営住宅を確保し、被災者の受け入れをスタートさせた。
この市長のスピーディな対応に、同センターも「私たちにできることがあったら、
協力したい」と申し出て、
市営住宅転居者のための家財道具、大型家電の搬入運搬(市内ボーイスカウトのボランティアが協力)や、
寄付希望者のコーディネート(市営住宅15世帯に対して、30組の布団寄付)、
市内転居者のための仕事紹介などを行なった。
「荷物を運び込んだ被災者の方が涙を流して感謝の言葉を述べてくださったり、
提供された冷蔵庫の中にあたたかいメッセージを見つけたり、と活動している
私たちが心励まされる場面もありました」と同センターの中山さんは語る。
他にも市内ガールスカウトの子どもたちが、震災の被災者に何かしたい!と
画用紙、クレヨン、折り紙などの子どもたちが喜ぶモノを心をこめて詰めた
「ウェルカムバッグ」を宝塚市に転入する子どもたちに手渡ししてもらうよう、
市役所に一緒に届けたそう。
「今後もつながりのある多くの団体とネットワークで被災者を支えてゆきたいですね。
あの阪神淡路大震災の復興の中で全国からのたくさんの善意を受けた私たちが、
今度は恩返しをする番だと思っています」と中山さん。
宝塚NPOセンター事務局長
中山光子さん
16年前の阪神淡路大震災をきっかけに「市民が市民を支える仕組みを作ろう」と1998年に設立された。「今回の活動に市民の力を感じました」と語る。
ガールスカウトの子たちが作ったウェルカムバッグ。子どもたちに笑顔を…。
【これからの取組み】
●さびしい時、話したい時にふらっと行ける「お茶っ子CAFE」の開催
●故郷の情報の提供
●リクリエーションの機会つくり
●子どもの集い場つくり
●お仕事情報の提供
※市外の方もぜひお問い合わせください!!
■取材協力
特定非営利活動法人
宝塚NPOセンター
宝塚市栄町2-1-1 ソリオ1-3F
0797-85-7766
http://www.hnpo.net/n/zukanpo/
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